長時間のフライト。一人で飛行機に乗る事が多い私にとって、誰が隣になるのかは結構重要です。その日は10時間以上も乗らなければならなかった。三人席の真ん中になってしまった私は、さっそく寝る準備をした。だがなかなか眠れない。仕方がないのでDSやっていると左隣のおじさんが超見てる。マリオが落ちたら、ああ!とか言ってくる。えええ。言葉通じないし、見ないで下さいとも言えないし、左隣で本を読んでいた日本人と思われる女の子に話しかける。「長いですね、腰痛くなっちゃいました」ふつうのことを言ってアピール。「そうですね。でも私、腰は強いんです」なんのことだかさっぱり分からない私に、彼女は自分の日常を聞かせてくれた。
長期旅行のために風俗で働いていたこと。学生でもある彼女は大学に通いながら、デリヘル嬢として一年間頑張ったそうだ。えらいなあ。その子と話しているうちに、左隣のおじさんはつまらなくなったのかグウグウ寝てしまった。いびきがでかいよ。
しかしこのおじさん、後ほど知ったことだが私のそう遠くない知人であったことが判明する。